県総務部は北本県土整備事務所(北本市東間3-143)で、耐震補強工事を計画している。順調なら2022年度の一般競争入札を想定する。工事費は未定で、具体的な施工方法も含めて21年1月29日までに方針を固める。
現段階で補強方法として構造用合板を用いて耐震性を高めるほか、筋交いによる補強を想定している。過年度に行った屋根防水改修の結果、荷重増加などにより耐震性能が基準値を下回る可能性が生じたため、耐震補強を行う運びとなった。
対象施設は木造平屋、床面積599・54㎡。
主な改修履歴は▽12年度=エコオフィス化改修機械・電気設備工事(ダイゴ機設、1218万円)▽10年度=耐震補強工事その他工事(日清建設、1307万7000円)▽04年度=増築その他工事(住吉建設、1240万円)--。19年度は改修工事の設計を設計室ユニアート(行田市、048-557-0521)が行った。