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群馬県畜産課

県畜産課が9月までに3件工事発注

2020/08/05 群馬建設新聞

県畜産課は浅間家畜育成牧場で進めている草地改良と施設整備事業で、約12haの草地改良など3件の工事を9月までに指名通知する。発注するのは、草地改良のほかチューブバッグサイロ置き場の舗装およびサイロ2基の新設。

草地改良は牧場東側90・8haのうち、南側が対象。起伏修正が中心となり、大型機械による採草作業の効率化を図る。先行して北側16・8haの工事を吉澤建設(長野原町)が受注している。残る約60haは21~22年度に工事を発注する。

チューブバッグサイロ置き場は、約7000㎡のアスファルト舗装を予定。県中之条土木事務所から発注された飼料調製庫の近接地となるため、工事状況を勘案しながら発注時期を検討する。サイロ2基は飼料調製庫の付属施設として新設。ステンレス製で10t貯蔵できる規模となる。既製品は使用せず、サイロの製作・据え付けまでを一括して発注する。

21年度以降は草地改良のほか、3000㎡規模の大型牛舎2棟を含め施設7棟の新設工事を予定。各施設はいずれもS造で◇堆肥舎=床面積1600㎡◇導入牛舎=同374㎡◇病畜舎=同152㎡◇看視舎=同160㎡◇体験学習施設同300㎡-。

各施設の設計は小島設計(沼田市)が担当した。

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