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三和会がこばとこども園の地鎮祭

2020/09/18 新潟建設新聞

 社会福祉法人三和会(澤口五月理事長、新潟市中央区)は16日、こばとこども園改築工事の地鎮祭を計画地で執り行った。園関係者やひまわり組の年長児が集い、工事の安全を願った。施工は田中組・コスモ建設JV、設計は辺見設計(福島県白河市)が手掛けた。

 澤口理事長は「職員一丸となってワークショップを重ね、数年かけて設計を練り上げた。完成が楽しみ」と期待を寄せ、中澤市子園長は「子どもの目線を大切に、遊べる櫓や屋根付きの絵本の小部屋を設置する」とこだわりを語った。

 地鎮の儀は、辺見設計の辺見美津男会長が斎鎌、澤口理事長が斎鍬、田中組の田中康太郎社長が斎鋤をそれぞれ行った。

 新園舎はS造2階建て、延べ床面積1067・37㎡。園庭と既存園舎の一部(遊戯室)を解体し、敷地内で新たな園舎を整備する。その後残りの旧園舎を解体する。

 場所は新潟市中央区女池神明地内。住宅や動物病院などが立ち並び、車の通りも多い。工事を統括する田中組の長谷川洋作業所長は「保育を行いながらの工事で安全確保が最優先。特に工事と園児の動線に細心の注意を払っていく。お昼寝の時間もあるので時間配分も大切になる」と話した。

 完成予定は2021年3月26日。

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