三条市は氾濫対策で整備を進める普通河川大面川の護岸工事について、用地取得に一定のめどがたち、3月中ごろの公告を目指して準備を進めている。
新年度に繰り越して整備を行う方針で、現在発注ロットを検討している。当初計画では、本年度は護岸工事、調整池のうち下池のみの掘削とし、発注ロットは▽伐採工事▽下池掘削・盛土工事▽排水樋管・護岸工事(下流側)―の3件とし、11月末ごろから順次公告する予定だった。
護岸は延長394m、高さ1・5m、天端幅3m、法面の勾配は2割。連節ブロック工・張芝工を行う。現状は無堤防区間(自然堤防)。
上池・下池を合わせた調整池の容量は約3万立方、貯留水深2・8m。底面積は上池が5188㎡、下池が9458㎡。
設計は日水コンが担当した。