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千葉県流山市

基本設計を上半期/江戸川台駅東口周辺の整備/小山小第5学童内装に1.7億円/流山市21年度予算

2021/02/15 日刊建設タイムズ

 流山市は18日開会の第1回定例議会に、2021年度当初予算案を上程する。一般会計は、前年度当初比1・9%増の711億7000万円。普通建設事業費は、同22・2%減の105億1869万8000円。江戸川台駅東口周辺地区基本設計業務1177万円、(仮称)小山小学校区第5学童クラブ内装工事1億7350万円、ごみ焼却施設長寿命化事業に係る事務支援業務269万8000円、初石駅施設整備事業1億8633万5000円、新たなにぎわい空間創出事業2億6764万8000円などを盛り込んでいる。

 江戸川台駅東口周辺地区においては、駅前広場の改修、江戸川台東2―6―5にある旧JETRO用地(現・市有地)の活用および周辺公共施設の再配置などを計画。

 駅前広場は狭あいで、マイクロバスがロータリーを利用できない状況となっていることから、改修を行う。また、市民ニーズを把握した上で、旧JETRO用地1088㎡における周辺公共施設の再配置などを検討する。

 21年度上半期に基本設計業務を委託する方針。業務では、実態調査を実施し、基本設計を取りまとめる。22年度以降は順次、実施設計、旧JETRO施設の解体、用地取得、整備工事を行う。

 (仮称)小山小学校区第5学童クラブについては、児童数の増加に対応するため創設する。

 ごみ焼却施設長寿命化事業では、ごみ焼却施設の長寿命化整備に向け、20年度に策定した長寿命化総合計画に基づき、施設整備に係る仕様書の策定などを進める。今後は、21年度に設計を取りまとめ、22年度に工事発注。22年度と23年度に工事を進める。

 初石駅施設整備事業費の内訳は、駅前広場実施設計業務委託165万円、西口広場基本設計業務委託770万円など。21年度に設計をまとめ、22年度と23年度に本工事を推進。

 新たなにぎわい空間創出事業では、つくばエクスプレス沿線における土地区画整理事業の進捗に合わせ、公園施設の整備を実施する。事業費の内訳は、南流山中央公園再整備工事7300万円、運動公園周辺地区街区公園整備工事8700万円、総合運動公園再整備工事1億円など。

 そのほか、旧割烹新川屋本館および旧蔵整備工事設計業務602万8000円、赤城山公園修景整備工事設計業務546万7000円、道路維持補修工事1億4000万円、道路小破修繕工事1億円、名都借跨線橋道路拡幅改良事業JR東日本施行業務委託4億7382万2000円橋りょう補修設計業務2800万円、橋りょう点検業務4800万円、橋りょう補修工事5000万円、江戸川台西3丁目排水整備実施設計業務716万1000円、都市公園施設新設改修工事3808万9000円、北部公民館エレベーター設置工事6900万円、秋元家住宅土蔵保存修復工事5236万2000円、総合運動公園野球場改修設計等業務700万円などを計上している。

 また、水道事業会計の予算規模は、前年度当初比13・3%減の62億7794万6000円。資本的支出で、浄水場改修工事1億1000万円、井戸設置工事1億6321万2000円、配水管改良工事実施設計業務2466万9000円、主要配水管等改良工事2億2483万9000円、老朽管等改良工事3億4132万1000円、下水道工事に伴う配水管改良工事2億3526万8000円、運動公園周辺地区配水管等拡張工事9020万円などを措置。

 下水道事業会計は、同9・2%減の65億9541万2000円。資本的支出では、汚水管改築基本計画策定業務委託905万3000円、管渠工事8億2636万6000円、舗装復旧工事2億6365万7000円、運動公園周辺地区内工事施工業務委託・汚水1億3600万円、同・雨水3億8700万円などを確保する。

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