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群馬県南牧村

南牧村は余地線と大上線の災害復旧工事を発注

2021/04/16 群馬建設新聞

南牧村は、2019年10月の台風19号で被災した林道余地線の復旧工事について、下半期に指名通知する見込み。また、村道大上線(3、4工区)復旧工事は3工区が5月連休明け、4工区は7月上旬の指名通知を視野に準備を進める。当初予算で余地線の復旧工事などを対象とする工事費に1億4600万円、大上線の復旧工事などに充てる工事費には1億円を確保している。

余地線の発注時期は、現場に向かう途中の大上線3工区の工事進捗を踏まえ決定する。延長60mにわたり、路体が高さ17m程度崩落。復旧工事では826・2㎡の補強土壁工をメインに切土工2948立方m、盛土工1036立方m、擁壁工305・2立方mを計画する。

測量は技研コンサル(前橋市)が手掛けた。現在、群馬県森林・緑整備基金(榛東村)が設計の細部を詰めている。

2つの工区ともに現場は熊倉(船久保)地内。3工区は100m区間で被災した。復旧工事概要は◇盛土工=V5200立方m◇植生シート工=A約1700㎡◇舗装工=L100m、W3・6m、A360㎡◇ガードレール工=L約150m◇L型側溝工=L約100m-。

4工区は160m区間を対象に復旧する。概要は◇盛土工=V約2400立方m◇路盤工・舗装工=A約640m◇L型側溝工=L約100m◇ガードレール工=L約120m◇植生シート工=A約9100㎡-。

測量設計は2つの工区ともに技研コンサルがまとめた。

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