県中部農業事務所農村整備課は８～９月に、山子田地区のポンプ更新工事を条件付き一般競争入札で公告する。榛東村長岡地先の揚水機場で、ポンプ２台の更新および付帯する電気設備工事を行う。

水利施設等保全高度化事業（基幹水利保全型）で取り組む同工事は、山子田第１揚水機場で、４台のうち２台を更新する。ポンプはφ２００㎜、全揚程１００ｍ、吐出量５・４３立方ｍ／秒となっている。設計は藤和航測（前橋市）が担当。２０２０年度繰り越し分を含む21年度事業費は３億３３００万円を確保している。

20年度には同機場の２台を更新した。８４０点以上の県内企業を対象として、一般競争入札で発注。予定価格は１億２８３５万円だった。今回も同様の条件で公告する見通し。

事業全体では、同機場および同第２機場の全６台の更新に取り組む。今回の工事で第１機場は完了となる。順調に進めば、22年度に第２機場の２台を更新する。両ポンプは全揚程１２２ｍ、吐出量２・４立方ｍ／秒となっている。