北首都国道事務所は9日に公募型指名競争入札(総合評価方式)を公示したR3北首都国道CCTV装置設置工事で、機器単価費の提示、施工箇所が点在する工事の積算などを採用する。不調・不落対策への事前措置となり、技術難易度が比較的低い工事に適用している。開札日は7月21日。
機器単価費の提示は、工場製作などに関わる機器単価費を歩掛見積参考資料に試行提示する。
施工箇所が点在する工事の積算については、建設機械を運搬する費用や交通規制などがそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に差異が考えられるため、箇所ごとに共通仮設費、現場管理費の算出を行う。
そのほか、難工事指定、余裕期間制度も適用し、総合評価においては災害活動実績を加算点の評価対象とする。
工事概要は、戸田市美女木地先の幸魂大橋ほか4カ所においてCCTVカメラの新設・更新を計画している。簡易型旋回式の新設4台、同更新6台、配管および配線一式。工期は2022年2月28日まで。
【発表資料】