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茨城県水戸市

水戸市土木/梅戸橋桜川線・梅香下千波線は月内で/東部公園サッカー場整備/赤塚駅西線5工区発注

2021/04/20 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市が2021年度に計画している土木関連の主要な事業をまとめた。都市計画道路梅香下千波線および梅戸橋桜川線については工事を月内にもそれぞれ公告。都市計画道路赤塚駅西線は新設工事(5工区)などを実施する。浜田十字路付近に整備する東部公園ではサッカー場の供用に向け、外周道の舗装や付帯施設に着手。内原7―0052号線に関しては改良工を月内に発注するほか、踏切周辺の整備を委託する。

 都市計画道路3・3・175号梅戸橋桜川線は改良工事(8工区)を月内に公告。2車線の片側歩道で、ガードレール、縁石、照明灯を整備。千波町地内の千波大橋下側で取付道路(W13・5m)、本道(W16m)の計70mを改良する。そのほか地盤改良(杭23本)。照明灯に関しては工事の進捗を見ながら別途発注する見込みだという。

 都市計画道路3・3・16号梅香下千波線に関しては改築工事を駅南第2処理分区枝線工事と合冊で月内に発注。米沢町地内において延長120m、幅員27mで整備する。千波小学校付近から国道50号バイパスまでの区間を畑中工区として進めている。

 また同3・4・149号赤塚駅西線では新設(5工区)、国道50号交差点改良、交通安全施設整備を計画。19~20年度において新設1工区~4工区を実施している。同都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(松が丘工区)には1億8800万円を充て道路新設や流末整備を行う。調整池詳細設計や測量調査も含む。

 (仮称)東部公園については、24年度にサッカー場1面の供用を目指している。月内に整備工事1・2工区を公告。内容は外周道のアスファルト舗装や駐車場・防球ネット。続いて年度中に3工区と電気設備工事の発注を想定している。

 市道内原7―0052号線には21~22年度債務負担1億4600万円を措置している。常磐線の遠木踏切付近の整備をJRに委託する。市においても延長210m区間の改良を月内に、踏切前後の120mを10~12月に発注を見込む。

 このほか土木関連では酒門358号線改良(1工区、L120m)、飯富町排水路新設(φ300㎜、L30m)についても、月内に発注する準備を進める。また笠原小学校において、校舎増築に向けた拡張用地の造成を計画している。


【写真=(仮称)東部公園サッカー場予定地、改良する遠木踏切(内原7―0052号線)】

(仮称)東部公園サッカー場予定地 改良する遠木踏切(内原7―0052号線)

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