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栃木県日光市

日光市が提案募集、道路公園・運動施設LED化、旧所野小、渡良瀬公園の利活用も

2021/07/30 日本工業経済新聞(栃木版)

 日光市資産経営課は、道路・公園、社会体育施設の照明LED化、旧所野小学校、花の渡良瀬公園多目的交流施設(足尾町)に関する民間提案を募集する。提案書類を10月18~25日に受け付け、11月下旬に審査結果を公表する予定。

 提案要件は①民間活力の導入で大幅にサービス向上②公共施設マネジメントに貢献③利活用に関するもの④市の財政コスト軽減につながるもの-など。

 提案が採択された交渉権者は、市と協定を締結して事業内容の詳細協議を進めて事業フレームを構築。事業化決定後、予算措置を経て市と契約を締結し、事業を実施する。

 道路照明は約1620灯、公園照明は約166灯がナトリウム灯などを使用している。市はLED化とともに灯数、位置情報の精査や台帳整備、事業方式を判断できる提案を求める。

 社会体育施設照明のLED化対象は今市運動公園、日光運動公園、大沢体育館などスポーツ振興課所管の15施設。水銀灯を使用している。

 旧所野小は敷地面積1万7平方m。西校舎は1967年度建設のRC一部S造2階建て延べ床1306平方m、東校舎は1983年度建設のRC造3階建て延べ1163平方m。地域活性化や公共施設マネジメントにつながる提案を求める。

 花の渡良瀬公園多目的交流施設は敷地面積2314平方m。建物は木造平屋建て延べ床147平方m。2000年度の建設で駐車場は大型車4台、普通車16台分を備える。足尾地域の振興に寄与する事業提案を条件としている。

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