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群馬県渋川農村整備センター

県渋川農村整備センター堂の入沢の水路改修600m 発注は9月を見込む

2021/07/31 群馬建設新聞

県中部農業事務所渋川農村整備センターは、榛東村長岡地内を流れる堂の入沢水路の改修で約600mの工事について9月をメドに発注する。入札方式は調整中。事業は2017年度から継続して行っている。

今回の施工場所は地球屋(榛東村上野原吾妻山1-1)の北側。昭和30年代に整備された既存の内径200㎜ヒューム管が民地に埋設されているため、ルートを変更する。村道0103号線から林道吾妻山線にかけて舗装をカッター幅90㎝程度で切断し、φ200㎜のVP管を埋設した後に仮舗装復旧を行う。

工期は9カ月程度を見込んでいる。用水路の測量および設計は黒岩測量設計事務所(前橋市)がまとめた。

同用水路は榛東村堂ノ入沢を起点に道城西の貯水池までの全長約4400mを繋ぎ、長岡地区一帯の水田に農業用水を供給している。

用水路の改修は、相馬原地区の県営障害防止対策事業の一環として行われているもので、これまでに約2300mの更新が終了。今回の工事後、残り約1500mについても引き続き事業を継続する。なお、計画では23年度の完了を予定している。

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