下仁田町は2022年度に横道橋(栗山地内)、4002号橋(西野牧地内)、曲輪橋(西野牧地内)の橋梁補修工事と峯橋(青倉地内)の補修設計を計画している。補修工事は橋長15m以下の橋梁を対象としている。
町道0109号線の横道橋は栗山川に架かる橋長10・6m、全幅4・5mの単径間単純RCT桁、橋台の形式は不明。1959年に供用開始した。床版・主桁・横桁の断面修復や橋面防水、伸縮装置の交換、床版のひび割れ注入などで補修する。
4002号橋は江戸沢を跨ぐ、町道4243号線の橋梁として架設された。橋長9・6m、全幅4・4mの単径間単純RCT桁、橋台の形式や供用開始年は不明。床版・主桁・橋台の断面修復、橋台のひび割れ注入、伸縮装置の交換、基礎の洗堀防止などを行う。
曲輪橋は橋長5m、全幅5・8mの単径間単純RCT桁、高石川に架かる町道0121号線の橋梁として整備した。供用開始年は不明。主桁・横桁・防護柵の断面修復、橋面防水工、伸縮装置の交換、基礎の洗堀防止などを実施する。
補修設計は3橋ともに三陽技術コンサルタンツ(前橋市)が手掛けた。
補修設計を行う峯橋は青倉川に架かる町道2460号線の橋梁。橋長18・5m、全幅4・2mの単径間鋼H桁、下部工として重力式橋台2基設置されている。橋梁長寿命化点検で橋台のひび割れ、主桁・横桁の防食機能劣化、床版の剥離・鉄筋露出などが指摘された。