コラム

2025/12/18

クルマも持続可能に(埼玉・YH)

クルマも持続可能に

▼「クルマ」と称する乗り物の進化は目まぐるしい。自動車は、従来のガソリンエンジン車やエンジンとモーターのハイブリッドに加えて、電気自動車(EV)が勢いを増してきている。日本メーカーのものだけでなく、海外メーカーのものも見かけるようになってきた

▼10月末から11月初めにかけて開催されたジャパンモビリティショーでは、中国のBYDが軽自動車規格の電気自動車を発表した。日本メーカーも軽自動車規格のEVはあるが、スーパーハイトと呼ばれるサイズの車両投入は初となる。車好きたちの視線は熱い。2026年度の発売とのことで、どこまで売れるか注目したい

▼また、「電気自動車のF1」とも言われるフォーミュラEを現地で見たことがあるが、静かな中でも迫力がすごかった。26年から27年にかけて行われるシーズン13では新型車両が投入される。出力も向上して、さらなるスピードアップが見込まれる。東京開催が継続されれば、また見に行きたいところだ

▼建設業界においては、国土交通省が「ゼロエミッション促進モデル工事」を実施。施工現場における建設機械の燃料に「軽油代替燃料」を活用した。建設機械の分野では、40年までに13年比で約6割のCO2削減を目標に掲げている。同モデル工事では、環境に優しい燃料であるHVO(水素化処理植物油)や、バイオディーゼル、合成燃料などでの代替を想定しているという

▼働き方改革などで、現場を取り巻く環境は大きく変化し始めている。自動車や、建設機械が未来でも活躍できるように持続可能なものとして残っていってもらいたい。(埼玉・YH)

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