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(財)建設業振興基金

【CCUS】助成金活用で窓口開設/認定アドバイザーが助言

2024/04/24 本社配信

 建設業振興基金は24日、建設事業主団体による厚生労働省人材確保等支援助成金のCCUS等普及促進コース活用へ「CCUS助成金活用相談窓口」を開設した。社会保険労務士資格などを有するCCUS認定アドバイザー等が電話で対応し、助成金に関する質問などに答える。東日本エリアの窓口は電話080-7835-3906(CCUSサポート)。

 CCUSについては登録・就業履歴蓄積の促進へ、各種取り組みが進んでいる。助成制度のCCUS等普及促進コースは、建設事業主団体が行う事業計画策定・効果検証事業を必須に、登録促進、登録手続支援、就業履歴蓄積促進の3事業を選択(複数も可)しての取り組みを支援するもの。登録促進は登録料やレベル判定手数料などの全部・一部を補助。登録手続支援は、申請手続で専属的に行う人材の雇用や外部機関委託している場合の支援。履歴蓄積促進は、カードリーダーやアプリの購入・リース費用などが対象。

 相談窓口は、助成金に関する質問などに無料で電話対応。特に、建設事業主団体になるにはどうするのか、どこまで助成されるのか、メリットなど、助成対象事業実施の可否の相談に応じる。なお、助成対象事業の計画策定・実施については認定アドバイザーが連携する社会保険労務士・行政書士と別途契約し進めることも可能としている。

 東日本エリアの相談窓口はCCUSサポート。一般社団法人として行政書士により新たに設立されたもの。

 なお、助成金申請は労働局へ行うことになるが、その際は社会保険労務士が手続きを担う。費用は助成金の対象になる。

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