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(財)建設業振興基金

【育成支援事業】訓練生募集を開始/全国15拠点で50コース実施

2024/04/26 本社配信

 建設業振興基金は、厚生労働省からの受託事業として2024年度建設労働者育成支援事業で、訓練生の募集を開始した。訓練参加者の目標に300人以上を掲げ、全国15拠点(中央1、地方14)で50コースの訓練を実施する予定。

 建設技能労働者の確保・育成対策の一つとして、建設業に就業を希望する離転職者、新卒者、未就職卒業者などを全国各地で募集。座学・実技講習+資格取得といった必要な職業訓練を無償で行うとともに就業支援(無料職業紹介)も実施する。

 24年度の目標は、参加者数のほか、訓練修了者数を訓練参加者のうち90%以上、就職者数を訓練修了者の70%以上とした。毎年、訓練参加者、就職者とも目標を上回っている。

 24年度の特徴として、躯体(型枠、鉄筋など)、内装(左官、塗装、造園など)、設備等専門工事従事の技能労働者育成、建設機械オペレーター育成や、土木工事従事の技能労働者育成など多様な訓練コースを設定している。

 訓練対象の詳細は建設業ウェルカムのホームページ(https://Kensetsu-welcome.mhlw.go.jp)または、全国のハローワークにあるフリーペーパー「建設業ウェルカム」で確認を。関東甲信越地域では▽第1回建設土木多目的コース=5月24日締め切り、新潟県▽第1回建設ものづくりコース(重機オペレーター)in柏=6月4日締め切り、千葉県▽第1回杭打機オペレーターコース=6月10日締め切り、千葉県▽第2回かながわクレーン塾=7月31日締め切り、神奈川県―が予定されている。

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