県砂防課は、UAV(ドローン)を活用した砂防施設点検の実証実験を行う民間事業者を募集する。点検技術を定量的に評価するため企画したもので、初めての試み。応募資料作成要領は5月13日から配布する。
県は安全かつ効率的・効果的に砂防施設の点検を行うため、立入が困難な場所においてUAVを活用した点検の実施を検討している。今回、点検技術を評価するため、県管理の砂防施設をフィールドとして実証実験を行う。
応募資格は砂防堰堤の施設点検およびUAVの性能・操作技術に係わる民間事業者。実験場所は小谷村千国の西親沢第7号千国砂防ダムおよび千国砂防ダム。実施期間は6月17~21日。砂防課は「複数の事業者に参加してもらい、点検技術の定量的な評価を行いたい」と話した。
応募資料の提出期限は6月7日。作成要領に関する問い合わせは同課(℡026-235-7316、担当:山田、小林)まで。