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長野県長野地域振興局農地整備課

1.6億円超、7月公告/長野市安茂里の水路トンネル補修

2024/05/03 長野建設新聞

 県長野地域振興局農地整備課は県営かんがい排水事業による長野市安茂里の水路トンネル補修工事を7月に公告する予定だ。入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)で、入札参加資格は土木一式1007点以上、県内本店、1級土木施工管理技士等配置。実績要件は設けない。発注規模は税込み予定価格1億6000万円以上5億円未満。

 同トンネルは全長884m。1級河川犀川左岸の小田切ダム直下から下流に、国道19号と並行する形で整備されている。建設年度は1953~64年で、同課によると「必要に応じて補修は行っているが、今回のように大掛かりな改修は初めて」という。

 全体のうち下流側214mは別事業により改修済み。残る区間を340mと330mに分けて順次施工する。今回発注する工事は上流側の340m(H3.4m×W3.4m)。ひび割れ補修工や断面修復工を行う。工期は約360日(債務負担行為設定済)。設計は23年度に340m区間と330m区間を合わせて発注。栄設計長野事務所(生坂村)が業務を担当した。

 総合評価の評価項目や配点は、次回5月16日の県総合評価技術委員会で決める。工事名は「令和6年度県営かんがい排水事業小田切地区水路トンネル補修工事」。

 なお、残る330m区間については今回の工事完了後、25年度中に発注する予定だ。

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