神流町(田村利男町長)は19日、2025年度当初予算を明らかにした。庁舎1階部分のレイアウト変更などを内容とする改修工事費2000万円および設計委託料1000万円を計上。橋梁補修工事は宝橋など3橋で計画しており、工事費2069万1000円を確保した。
一般会計予算は28億8000万円で9400万円の増とし、対前年度比3・3%の増。普通建設事業費は2億6268万8000円で7406万5000円の減、対前年度比21・9%の減となった。
庁舎改修工事は現在、2階に設置されている保健福祉課を1階に移動させることからレイアウト変更などを計画。レイアウト変更以外の工事内容などは設計業務の中で決定する。
橋梁補修工事は宝橋、大芝2号橋、久保沢橋の3橋で計画。ともに伸縮装置の補修などを内容とした工事を実施する。橋梁補修設計は5橋程度で補修工事に向け設計を行う。
旧神流町町民プールの解体工事は今後、改修しての利活用なども見込まれないことから計画。現場までに幅員が狭い道を経由する必要があるために、作業用道路の開設工事も実施する。合計で工事費4100万円を確保した。
このほか、町道麻生小平線落石防護柵設置工事費1250万円、地籍調査測量委託料210万5000円などを計上している。