記事

事業者
群馬県館林土木事務所

栗原新所長インタビュー

2025/04/16 群馬建設新聞


館林土木事務所には、1989年4月に新規採用職員として赴任して以来、今回で5度目の在籍となった。前回は、2021年度に技術次長として在籍しており「今回、初めて所属長として赴任したことで、土木事務所長の責任をさらに重く感じている」との感想を述べた。

所長に就任した意気込みを聞くと「事務所では、これまで同様に、何でも気軽に相談できる風通しの良い職場づくりに努めていきたい」と話す。

本年度から、新たにぐんま・県土整備プラン2025が始動したことを受け「邑楽館林地域では、利根川を渡る幹線道路の渋滞緩和による物流の効率化と大規模災害発生時の新たな広域避難・輸送支援ルートの確保を目的として、地域の悲願であった県道熊谷館林線利根川新橋のバイパス整備が『29年度までに着手予定の事業』として位置付けられた。そのため、早期着手に向けて事前準備や関係機関との調整などに取り組んでいきたい」とこれから着手することとなる大規模事業についての抱負を語った。

また、これから注力していく事業として国道122号館林バイパス整備や県道山王赤生田線楠工区バイパス整備などといった地域の暮らしや経済活動を支えるインフラ整備に加えて、県道麦倉川俣停車場線の歩道整備や県道綿貫篠塚線の電線共同溝整備などを挙げるとともに「誰もが安全に移動できる環境づくりを推進し、未来につながる魅力的なまちづくりに取り組んでいく」と力強く意気込みを述べた。

事務所の若手職員らへのメッセージとしては「初めての業務でも失敗を恐れずに積極的に取り組み、職場行事などには進んで参加して、和やかな雰囲気づくりを心掛けてほしい」と呼びかける。

地域に貢献する地元建設会社に対しては「建設業界へは、想定外の規模で突然発生する気象災害の対応や、緊急的な道路・河川施設等の維持補修等、地域の安全・安心を確保する役割を担っていただいていることに大変感謝している」とお礼の言葉を述べた。

趣味は、温泉入浴と食べ歩きだと話す。温泉の好みは「山奥でひっそりこんこんと湧き出る秘湯が好き」だそうで「いつかは富山県富山市にある高天原温泉や、富山県黒部市の阿曽原温泉に入ってみたい」と語った。

また、食べ歩きでは「炭火にこだわった焼肉や厚切りのかつ丼を提供するお店を巡っている」と言い「特に現在は『厚切り牛タン』がマイブーム」だと笑顔を見せた。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら