記事

事業者
民間団体,東日本建設業保証(株)

【景況調査】来期も悪い傾向/建設業界の景気

2025/04/16 本社配信

 北海道建設業信用保証、東日本および西日本建設業保証がまとめた2024年度第4回建設業景況調査(25年3月調査)によると、今期(25年1~3月)の地元建設業界の景気(BSI値)は、前期(24年10~12月)と比べて1・0ポイントマイナス幅が縮小したものの「悪い」傾向。また来期(4~6月)も「悪い」傾向が続く見通し。

 受注は減少傾向が続いており、来期は減少傾向がやや強まる見通し。資金繰りは容易傾向が続いたが、来期は厳しい傾向に転じる見通し。資材価格は今期が上昇傾向で来期も上昇傾向が続く見通し。建設労働者の賃金は上昇傾向が続いており、来期も上昇傾向がやや強まる見通し。収益は減少傾向が続いており、来期は減少傾向がやや強まる見通し。

 建設企業が直面している経営上の問題点は、今回も「人手不足」が最多。以降は「従業員の高齢化」「受注の減少」の順となっている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら