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千葉県大網白里市

きょうプロポ公告/海岸拠点整備・運営民活調査/大網白里市 道の駅検討委

2025/04/17 日刊建設タイムズ

 大網白里市は16日、第8回道の駅整備検討委員会(委員長=寺原譲治・城西国際大学観光学部教授)を保健文化センター3階ホールで開催した。議事では、民間資金等活用事業調査などについて議論。市は、17日に「白里海岸拠点施設の整備・運営に関する民間活力導入可能性調査業務」の公募型プロポーザルを公告すると説明した。委託料の上限は1000万円。履行期間は6月中旬~2026年3月。

 5月9日まで公募を行い、29日に資料提出を締め切る。6月10日のプレゼンテーション審査を経て、同月中旬の事業者決定を目指す。

 調査フローなどは▽6月=業務計画・業務スケジュールの作成、関連資料の収集整理▽7月=現地踏査・既存資料による現況把握、前提条件の整理、第9回整備検討委員会・庁内検討会議の開催▽8~10月=事業手法の比較・事業スキーム・役割分担・リスク分担の検討、第10回整備検討委員会・庁内検討会議の開催▽11月=民間事業者向け現地視察・サウンディング型市場調査の実施▽12月=事業手法・事業スキームの構築・検討、参入可能性のある民間事業者向けヒアリング▽26年1月=PPP・PFI事業導入可能性調査と課題整理、VFMに代わる社会・経済・地域貢献度指標モデル案の検討▽同年2月=第11回整備検討委員会・庁内検討会議の開催▽同年3月=成果取りまとめ、市長答申。

 また、道の駅基本構想案の最終版を提示。構想策定について賛成多数で承認した。

 基本構想における想定事業スケジュールは▽25年度=民間資金等活用事業調査▽26年度=基本計画策定▽27~28年度=測量・用地取得▽28年度=発注、事業者の募集・選定、契約締結▽29年度=基本設計▽30年度=造成(開発許認可)▽30~31年度=実施設計、建設工事、指定管理に係る議決▽32年度=運用開始。

 そのほか、パブリックコメントの結果を報告した。

 パブリックコメントは、3月10日から4月8日までの期間で実施し、市民13人から意見が寄せられた。

道の駅基本構想の策定について承認した

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