昭和町は町総合体育館(押越地内)に空調を整備する計画を立てている。2025年度に設計を作成し、26年度着工・完成を目指す。併せて床の改修工事も実施する。25年度当初予算に空調設計費440万円、床改修設計費220万円を計上した。
町生涯学習課によると、施設は主にメインアリーナ(延べ床面積1591㎡)、武道場(同465㎡)で構成。2階に観客席378席があるほか更衣室、シャワー室などを備える。同課は年内に概算事業費を算出し、26年度予算案に工事費を計上したい考え。近く設計を発注し工事内容の検討を始める。断熱性を確保するための改修の必要性も調べる。
施設は2027年度に予定する全国高校総体での使用が想定されており、それまでに環境を整える。また水害が出た際の避難所に指定されているため、災害対策としても早急に整備を進める。