南アルプス市は、高度農業情報センターホール天井等改修工事を進める。工事は5~6月中に一般競争入札を執行して発注を予定している。
榎原800に既存するカナリアホール内に備わる吊り天井を対象に、改修工事を行うもの。
建物の点検作業を行った結果、災害時における落下防止対策が必要と判断された。
結果を受けて市では、天井部分について現在の基準にそぐわない状況にあることから天井部分の耐震化改修を行って、安全で快適な利用を図るための工事を進める。
今回の工事では既存の吊り天井部分を撤去したのち、構造を一体化させる工事を進めていく。
工事に伴う設計業務については、2024年度に内藤清仁一級建築士事務所(南アルプス市)が策定してまとめた。成果品は既に納品済みとなっている
工期は約7カ月間を見込んでいる。完了は25年度内を目指す。
同センターの建物は2001年に建設された。同ホール内には300人分の座席が配置された施設として地域のイベントなどに広く活用されている。
【写真=高度農業情報センター】