北陸地方整備局新潟国道事務所は22日、2025年度優良工事・委託業務等表彰式を挙行した。今回は工事で2件、建設技術者の工事と委託業務の各1人の計4件が事務所長表彰の栄誉に輝いた。当日は局長表彰を受賞した坂詰組、丸運建設、開発技建、エヌシーイーの優良工事・業務および優良建設技術者の表彰状も披露された。
大谷江二所長は「受賞された企業・技術者の皆さまは優れた技術力をもって、さまざまな現場条件を克服し優秀な成果を上げられたものであり他の模範となる」と敬意を表した上で「この地域のリーディングカンパニー、リーディングエンジニアとして、さらなる新潟県の建設業の発展・活躍をけん引していただければ」と期待を寄せた。
局長表彰を受賞した坂詰組の坂詰直樹常務取締役は「局長表彰という栄誉を賜り身に余る光栄であります。これからも、これまで以上に安全・安心を第一に社会資本整備にまい進してまいります」と御礼の言葉を述べた。また事務所長表彰受賞者を代表し、皆川組の皆川靖博代表取締役社長は、感謝の言葉を伝えながら「優良工事表彰という名誉ある賞をいただき、受賞者にとってはこの上ない喜びであり、心から厚く御礼申し上げます。各社は独自の施工管理システムを構築し、さまざまな品質確保に向けた安全施工活動を行ってきたと思いますが、その地道な活動が認められたものと大変うれしく思っております」とし、今後も技術力や生産性向上、本社と現場が一体となった施工管理向上に努めるとした。
事務所長表彰の受賞者および対象工事(業務)は次の通り。※敬称略
◆優良工事
◇皆川組=朝日温海道路朝日まほろばIC橋下部工事
◇日本道路=R5新発田維持管内舗装修繕工事
◆優良建設技術者(工事)
◇崕正哉(丸運建設)=R5・6水原管内維持工事
◇杉浦高広(大日本ダイヤコンサルタント)=R5新潟国道トンネル定期点検及び補修設計業務
【写真=大谷所長を囲み受賞者が記念撮影】