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群馬県高崎土木事務所

県高崎土木は池工区で築堤護岸工事へ

2025/07/31 群馬建設新聞


県高崎土木事務所は、高崎市吉井町池地先の一級河川鏑川(池工区)河川改修事業として、築堤護岸工事を計画している。8月ごろに一般競争入札で公告する。現段階では8カ月の工期見込んでいる。

全体計画では主要地方道高崎神流秩父線の多胡橋下流右岸側約300m区間を対象に施工するもので、2020年度に事業着手している。河川氾濫による水害リスクを軽減するために、堤防を整備し、浸水リスクの軽減を目指す。現在の流下能力は約1800立方m/sで計画流量は3200立方m/s。現在、想定氾濫面積は0・95haで想定氾濫区域内の浸水戸数は6戸となっている。

施工箇所は多胡橋を約20m下流に向かった箇所から約280m間。今回発注の工事内容は盛土工約3400立方m、平ブロック張工を約480㎡、植生工については約1590㎡で実施する。詳細設計は冨永調査事務所(高崎市)がまとめた。

現在までに多胡橋から50m下流に向かった箇所から約250m間は計画高水位まで築堤されている。24年度に分割1号として築堤盛土工事、法覆護岸工事、平ブロック張、隔壁工などの工事を浦野工業(高崎市)が実施。分割2号も同様の工事となり、吉井建設(高崎市)が施工を手掛けた。築堤されていない約50m間については、大型土のうによる仮堤防が設置されている。

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