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長野県高校教育課

遠藤・waiwaiJVを特定/基本計画策定支援プロポ/上伊那総合技術新校

2025/12/10 長野建設新聞

 県教育委員会高校教育課は7日、上伊那総合技術新校施設整備事業基本計画策定支援業務委託プロポーザルの2次審査を行い、遠藤克彦建築研究所・waiwaiJVを最適候補者に決めた。年内にも契約し、2026年11月30日の履行期限で業務を委託する。契約上限額は1674万7000円(税込)。

 プレゼンテーションとヒアリングによる2次審査には同者のほか千葉学建築計画事務所、アトリエシムサ一級建築士事務所・kittan studio・スタジオウエスト一級建築士事務所JV、渡邉健介建築設計事務所・創和設計・一級建築士事務所下山祥靖建築設計事務所―の計4者が参加。次点には千葉学建築計画事務所を選定し、次点に次ぐ準候補者は該当なしとした。

 新校は上伊那農業高校(南箕輪村沢尻9110)を活用。新築する施設の延床面積は1万3655㎡を上回らないように検討。また、残す施設と整備する施設を合わせた延床面積は1万9068㎡を上回らないよう検討する。除却しない主な建屋は畜産実習棟、生物工学科棟、農業実習棟、第二体育館。

 現上伊那農高の敷地面積は約17万8754㎡(校舎敷地約5万6218㎡、グラウンド約2万9133㎡(運動場、プール、テニスコート)、農場約9万2988㎡(校舎敷地隣接5万9222㎡、中の原農場3万3766㎡))。

 実施要領で示した予定工事費は138億7000万円。特定後、26年度中に基本計画を策定し、27~28年度にかけて基本設計、実施設計を順次進める。着工は29年度で、35年度の開校を目指す。

 なお所要の審査・内容確認により、本業務を受託した事業者を基本設計・実施設計業務の受託者にできることとしている。

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