コラム

2024/05/29

わがこと化の意識を(埼玉・YH)

わがこと化の意識を

▼2020年から50年までの30年間に20~30代の女性が半減し、最終的に消滅の可能性のある自治体が744あるとの分析結果を民間の有識者グループ「人口戦略会議」が発表した。14年の同様の分析と比べて、外国人の流入増加などを見込んで「消滅可能性自治体」は152少なくなっているものの、少子化の傾向は変わっていないため、楽観視できる状態ではないと同会議はみている

▼全体で1729ある自治体のうち「自立持続可能性自治体」は65にとどまっている。そうした中、何が改善されたのか分からないが、わが出身地は消滅可能性都市から脱却していた

▼関東地方整備局が事務局を務める首都圏広域地方計画協議会は「新たな首都圏広域地方計画」の策定に取り組んでいる。これまで、有識者懇談会やビジネス対話として、さまざまな業界との意見交換を重ねており、冬ごろの中間とりまとめの策定を目指している

▼同協議会では「相対的地位の低下」「都市への集中と集積に伴う災害リスク増大」「エネルギー・食糧確保のリスク」「少子化の深刻化・人口の地域偏在」の4つの危機を挙げ、これらに対応するための施策を検討中。当然、インフラの充実や強化も必要と考えられており、建設業界の力も欠かせない

▼先述の協議会は、首都圏に住む人々が自分のこととして捉えてもらうための取り組み方針を考えている。今や、災害などいつ何が起きてもおかしくない世の中になっている。持続可能な社会とするためにも、団体だけでなく、個人も何か取り組めることがあるかを考えながら日々を過ごしていく必要がありそうだ。(埼玉・YH)

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