県都市整備課は、壬生町の都市計画道路3・3・901号おもちゃのまち下古山線(主要地方道羽生田上蒲生線)若草町工区で、東武鉄道と施工協議が整いおもちゃのまち跨線橋部の詳細設計を公表した。今年度は施工協定を締結し2027年度から3~4カ年で跨線橋の工事を実施する。両側に約3・7m拡幅し、橋長11・48mの跨線橋を架設する。下部工は場所打ち杭(φ1000)ラーメン橋台4基。上部工は単純プレテンション方式PC床版2橋。斜角74度の斜橋。鉄道影響部を東武鉄道、アプローチ部は県が担当する。
おもちゃのまち跨線橋は、東武鉄道宇都宮線おもちゃのまち駅南側に架設。現況は高架部が側道に向かって斜めに下る台形状を呈し、12mの3車線(東進1車線・西進2車線)に両側の側道5・5m×2を合わせ全幅28m。
計画では高架部を22mの4車線、両側側道を5m×2とし全幅32mに拡幅する。高架部の幅員構成は車道3・25m×4車線の両側に路肩1m、歩道は2・5m確保。中央分離帯1mを設置し上下線を区分する。
跨線橋アプローチ部は補強土壁を施工し両側に5mずつ拡幅。跨線橋部の用地取得は完了しており、鉄道影響部の架設工事完了後に着手する計画。若草町工区は主要地方道宇都宮栃木線交差点から東に605mで、両側の歩道下には電線共同溝を施工する予定。
都市整備課が県公共事業評価委員会に報告した事業費の増額は16億9000万円。このうち物価高騰4億4000万円、ICT施工2億2000万円を差し引き、鉄道事業者との協議による仮設工法の確定が10億3000万円。
東武鉄道は下部工施工に際し、橋台4基の周囲をコの字型に鋼矢板で保護。橋台施工後、鉄道側は存置させ、南北両側の鋼矢板は撤去する。工事は列車の運行がない夜間に実施。施工中は軌道上部の架線を移設する必要性が生じ、鋼矢板の養生期間を含め上部架設まで3~4カ年程度の工期が必要とした。
若草町工区は跨線橋部の仮設工法の見直しで事業期間を34年度まで延長。全体事業費は52億5000万円に増額。26年度末の投資事業費は25億3000万円で、うち用地補償費が20億1000万円を占める。
















