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栃木県宇都宮土木事務所

宇都宮土木、南側交差点に調整池4000m3試算、設計800m、年内に改良工2件

2026/09/30 栃木建設新聞

 県宇都宮土木事務所は、今年度から国庫を充当し4車線整備に着手した宇都宮市の主要地方道藤原宇都宮線上田原工区3100mに雨水を処理する調整池を計画。調整池容量は4000立方mを試算し、工区南の主要地方道上横倉下岡本線新谷十文字交差点付近を候補地に設計に着手した。調整池は同交差点南側の4車線供用区間で雨水のボックス水路への流入を調整。調整池設計に併せ南北の上横倉下岡本線との交差点間800mの道路詳細設計を委託し、道路下に埋設する雨水管の管径など通水量を試算する。未開通区間の上田原北では2件の改良工事を年内に発注する。

 上田原工区は暫定2車線で供用済みの1100mと北側で整備中の2000mの上田原北工区東側に2車線分を拡幅。南は上田原町の主要地方道上横倉下岡本線から金田町の現道タッチまで3100mの4車線道路のバイパスを整備する。

 1100m区間には上横倉下岡本線と東西で交差。バイパス整備に併せ狭あい区間の上横倉下岡本線のバイパスを北側に新設。藤原宇都宮線とはクランク状となっている。

 道路詳細設計は南北で交差する上横倉下岡本線重用区間800mの拡幅分。暫定2車線分の歩道下にはヒューム管φ600~900㎜の雨水埋設管を整備済み。

 拡幅分の2車線の歩道下にも新たに雨水管を埋設するため詳細設計で延長や管径などを固める。

 4車線で整備済みの藤原宇都宮線には中央分離帯下にボックス水路が整備済みで、南に流れる1級河川山田川に放流している。

 調整池は上田原工区からの雨水を一時貯留。ボックス水路を経由し山田川に放流する調整機能を担う。2027年度には調整池の位置を固め、用地測量・物件調査を委託。用地補償に備えていく。

 上田原北工区は用地補償を進め工事を発注。南側の暫定2車線区間の進捗を見据え順次、4車線拡幅工事を進めていく計画。

 今年度は暫定2車線を先行させながら市道交差点部と北側現道タッチ部付近の改良工事を年内に発注する見通し。

 4車線化への着手は、バイパス終点部の金田町地内で朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が発生し、安全で円滑な通行の確保が急務。暫定2車線で整備中の上田原北工区の供用後はさらなる交通需要の増加が見込まれ、早期の渋滞緩和を図る必要性が高いと判断。事業化を決めた。

 藤原宇都宮線は緊急輸送道路に位置付けられ、災害時における緊急車両の円滑な通行を確保。宇都宮市と塩谷町との道路ネットワークを強化する。

 4車線の標準幅員は24・5m。中央分離帯1・5mを挟んだ東側拡幅分の幅員構成は車道3・25m×2車線の東側に路肩兼自転車通行帯1・5m、歩道は3・5m配置する。総事業費は約20億円、事業期間には約10年間を見込んだ。

 整備中の上田原北工区2000mは事業費を22億円、期間は28年度まで延長した。道路用地は事業期間中に4車線分を確保する。暫定2車線で供用済みの上田原工区とは市道20008号線交差部で工区を分ける。

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