2017/07/21
野村康幸JC次期建設部会長インタビュー「情熱を持って会員拡大を」

来年1月から日本青年会議所(JC)の第52代建設部会長に就任する野村康幸氏がインタビューに応じ、「最も力を入れたいのは会員拡大。各県に27ある建設クラブを2018年には30クラブに増やしたい」と意欲をみせた。また、情熱を持った行動や考え方が重要という信念の下で、「来年度は情熱というキーワードを基本理念にしたい」との考えを示した。
富山県からは初の部会長誕生となり、越の国富山ブロック建設クラブが来年で創立20周年を迎える記念の年に部会長に就く。野村氏は「節目の年に部会長を仰せつかることになり、大変な名誉かつ重責だと思っている。最大限力を発揮していきたい」と決意を語る。
また、「建設産業は今下火になっているが、建設部会というネットワークを生かし、情報交換も交えながら地方から建設業を元気にしていきたいと考えている。そのためには一人でも多くの会員が必要」とした上で、建設部会に入るメリットを明確に打ち出したい考えだ。
JC本体では全国一斉インフラ投資推進プロジェクトとして、政府や全国47都道府県の首長などへインフラ投資の提言を行っている。野村氏は「本体と建設部会が互いにもっと寄り添い、意見を交換することが必要。その一歩を来年は作りたい」としている。
【略歴】のむら・やすゆき
2000年国土建設学院水工土木工学科卒、野村建設(富山県黒部市)入社。07年4月から専務取締役。1979年10月生まれ。37歳。富山県黒部市出身。