2018/05/11
(独)都市再生機構 大森直樹海外展開支援室長 UR都市機構就任インタビュー「法案通れば素早く対応」

3月に閣議決定された「海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律案」が審議中という状況で、UR都市機構の海外展開支援室長に就任した大森直樹氏。好きな言葉を聞くと「全力投球。ただ力の抜き方を知らないだけ」と笑う柔らかい人柄ながら「法案が通り次第、すぐに動きたい」と話す大森室長に、今後の業務の取り組みに向けた考え方などを聞いた。
―就任の抱負を
大森 心機一転、新たな部門に就任することとなり、どんなことでも可能性があるならあらゆるものに柔軟に対応していきたい。
―今までの業務の中で生かせることは
大森 最初の配属は賃貸住宅関係の部署だった。賃貸住宅では人々が生活していて、その住民たちに何をしてあげるべきかというのを身近で学ぶことができ、とても勉強になった。
―業務の取り組みと課題について
大森 法案自体が審議中となるので、細部までは決定していないものの、今までも業務に支障が出ない範囲で海外への技術者派遣などを行ってきた。ノウハウを持つ職員も多くいるので、同法案が成立した後には、そういった人員をどのような形で展開するかを考え、社外にも職員にも魅力ある部署になるよう人員育成に努めていきたい。また法案が通った後に組織の変更があるかもしれないが、少なくとも法案が通った後にすぐに動けるように組織を整えていきたい。
【略歴】おおもり・なおき
1985年関西学院大学商学部卒。94年住宅・都市整備公団入社。西日本支社住宅経営部長、同支社住宅経営部付を経て2018年4月から現職。趣味はエレキベース。ビッセル神戸のサポータで、ゴール裏で観戦するのが楽しみだという。62年生まれ。兵庫県出身。