県住宅都市部はきょう二十四日、『芝中継ポンプ場地盤改良工事』と『中川下水道中央幹線管渠築造一五工区九号工事』の二件を、土木工事初の入札時ＶＥとして公募型入札を公告する。

　芝中継ポンプ場は川口市芝下二丁目地内の二、一〇〇㎡の敷地内に整備する。ポンプ能力は毎分一三六ｔ、口径七〇〇mmを五台設置する。地盤改良は攪拌混合法で進める。

　設計は日本水工設計（中央区）が担当した。

　入札参加は二社ＪＶで代表者は一、八〇〇点以上、他の構成員は一、〇〇〇点以上一、八〇〇点未満。

　一方、『中川下水道中央幹線管渠築造一五工区九号工事』は越谷市砂原から南荻島までが対象。路線延長は一、〇四六・二ｍ、仕上がり内径は径三、二五〇mm、管渠延長一、〇三八・三ｍ。また、立坑築造については土留めを鋼矢板ＶＬ型二二ｍ、補助工法はＪＳＧを用いる。

　工事スケジュール的には、十一月から十一年五月にかけてシールド製作、同年二月から五月にかけて立坑築造、並行し地盤改良を実施する。六月には第一次覆工に着手する。

　設計は協和コンサルタンツ（渋谷区）。

　入札参加は三社によるＪＶ。代表者は一、八〇〇点以上、他の構成員はやはり一、〇〇〇点以上一、八〇〇点未満。

　入札手続きはきょう公告し、二十八日にはＶＥ提案作成説明会を荒川左岸南部下水道事務所、中川下水道事務所でそれぞれ実施する。八月三日と四日両日入札参加申し込み書を受付。その後、審査した後指名通知し、九月議会案件として入札執行する。