西平山土地区画整理事業を進めている日野市は、このほど個別の地元説明会を終了。意見調整を行うとともに、今年度は一部遺跡調査に着手する。また、可能ならば仮設道路築造工事にも入りたい考え。
西平山土地区画整理事業は四年十一月に認可取得。十三年度までの事業期間。六五億六、三〇〇万円の公共施設築造費を含む総事業費は約三八九億円を試算している。
施行地区は西平山一~五丁目、東平山一~三丁目地内の各一部、約九一・四h面積。地区内ではJR西豊田駅誘致事業も展開している。
公共施設は都市計画道路が三・三・二号線(延長一、六一四m、幅員四〇~四八m)、三・四・一五号線(延長六二四m、幅員一六m)、三・四・二四号線(延長二八六m、幅員二九m)、三・四・二五号線(延長二四一m、幅員一六~二〇・五m)、七・五・一号線(延長一、六六三m、幅員一二m)、七・五・二号線(延長二九三m、幅員一二m)の外に予定線(延長一四〇m幅員一八m)と駅前広場(約三、〇〇〇㎡)を計画している。
区画道路は幅員四~一二mで、総延長二万三七五m、歩行者専用道路は幅員四mで延長一五三mを予定。また緑地公園は近隣公園(二万五〇〇㎡)、街区公園(七箇所、総面積一万三、二〇〇㎡)、緑地(五箇所、総面積三、六八〇㎡)。
今年度当初予算では、事業業務委託料七、三四六万円、埋蔵文化財発掘調査委託料三、〇〇〇万円をそれぞれ計上した。