大蔵省関東財務局は、十一年度の公務員宿舎建設計画を公表した。渋谷区の西原住宅や目黒区の大橋住宅など、都内の二か所を含む四住宅四棟一六五戸が計画され、今年度下半期の工事発注を予定している。
西原住宅は、渋谷区西原一-四八の代々木住宅を改築するもので、敷地面積は一万一、九六一㎡。建設する建物の規模はRC造三階建て、一棟四八戸。住宅タイプはすべて占有面積八〇㎡以上の世帯用(4LK)住宅を予定している。設計は横河建築設計事務所(目黒区)が担当、工期は7月上旬まで。既存住宅はRC造四階建て、五棟八〇戸。解体工事は建築工事と一括で発注される。
大橋住宅は、目黒区大橋二-一七で進められている建替事業の最終工区。敷地面積は一万五、九四三㎡で、建設される建物の規模はRC造四階建て、一棟一〇戸。住宅タイプはすべて占有面積八〇㎡以上の世帯用(4LK)住宅を予定している。設計は横河建築設計事務所(目黒区)が西原住宅と一括して担当、工期は7月中旬まで。既存住宅の解体工事は完了、これまでに二三九戸が建設されている。