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群馬県高崎市

高崎中央消防署内の通信指令システムを更新、沖電気工業のPD9300に内定し11年8月契約

1999/07/30 群馬建設新聞

 高崎中央消防署内に配置されている通信指令システムの更新を計画し、採用機種について選定を進めていた高崎市等広域市町村圏振興整備組合は、沖電気工業のPD9300を内定した。これを受け、8月にも同社と契約が交わされる。組合予算には、システム購入費として5億円余りを計上している。

 通信システムは、人命救助へ重責を担っておりその更新は通常10年となっており、11年度がその該当期となる。新システム設備は、高度情報化社会に即応する最新機器が導入され、言語障害の人からの通報についても通報場所が瞬時に判明するなど、救急能力が大幅にアップする。採用が内定した沖電気工業社製の設備機器は、NTTへ発注する発信表示システムを除く、瞬時自動出動指定装置、指令装置、地図検索装置、無線統合台、指令電装装置などの一式。

 設置場所は、現在と同位置の3階(一部)で既存機器を隣室にスライドして入れ替える。さらに、万全な救急体制の構築するため、12年度以降にAVM、GPSなどを導入していく方針。



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