川口市は懸案となっている(仮称)朝日環境センターごみ焼却施設建設工事の入札を行い、調査基準価格を下回った荏原製作所の落札を認めた。
事後公表の予定価格を見ると、一八八億九、七〇〇万円となっていたが、荏原製作所は一二五億円を入札し、調査委員会の結果で落札となったもの。
荏原側は市契約課のヒアリングに対して「このビックプロジェクトは、当社の技術力を生かし社運をかけて取り組む決意だ」と述べており、さらに技術力と実績から可能と判断されたようだ。今回は調査基準価格を非公表としている。
また、リサイクルプラザ・管理棟は十二月議会案件後の着工を目指し、十月の一般競争公告、十一月入札が濃厚。同施設は建築を主体に大手と県内もしくは地元でのJV編成による入札が見込まれている。施設規模は五階建て、延べ床面積一万五、三二八㎡で計画。事業費は概算で一三二億円。