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東京都日野市

JR中央線日野駅改良と駅周辺地区整備を計画、早ければ11年8月に計画策定調査着手

1999/07/30 東京建設新聞

 日野市は、JR中央線日野駅改良及び駅周辺地区整備を構想。現在は生活都市構想に基づく生活心育成整備のモデル地区にし事業展開する考えで、都に申請している。早ければ八月中にも計画策定調査に着手する。

 計画は駅舎とその周辺整備を短期・中期・長期に分け策定。地域活性化を目的にまちづくりの一環として進める。

 これまで市では日野駅改良について八年三月、JR側に施設要望事項調書を提出。日野駅に関しては①駅改良②駅ビル化③エスカレーター設置④新改札口の設置⑤始発電車の復活⑥風防壁の設置⑦公衆トイレの併設-の市民要望の高い七項目を盛り込んだ。このうちエスカレーター設置については、事業費を市とJRとで折半する内容で大筋で合意していた。

 その後、エスカレーター設置は既存の階段に設置する際には幅の問題から適応が難しく、新たな専用設置場所の確保が必要との結果も出たため。事業費も大きく膨れあがることから今回の補助事業として進めることになったもの。

 駅乗降客流動実態調査はJR東日本コンサルタンツ(渋谷区03-5371-8116)が担当した。



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