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茨城県牛久市

JR牛久駅西口北地区土地区画整理、10月の県都市計画地方審議会で、事業認可の取得を目指す

1999/08/27 日本工業経済新聞(茨城版)

 牛久市は、JR牛久駅西口の北地区で土地区画整理事業(市街地活性化事業)を計画している。現在は、都市計画法に基づく区域設定案の縦覧中で、その後、今年十月の県都市計画地方審議会に諮問し、今年内の事業認可の取得を目指す。基盤整備工事などの着手は平成十三年度か十四年度を予定している。

 計画では、事業の対象区域は、駅ビルから市商工会館までの牛久町・田宮町地内の約二・三ha。マンション建設などで土地の高度利用を図るとともに、土地区画整理事業として都市基盤も整備する。予定では、区画整理事業は市が担当して街区や上下水道などを整備し、その後、民間が土地活用を進めていく。

 昨年度には、中心市街地活性化法に基づく活性化基本計画の策定と、区画整理事業調査を新(株)(東京都足立区南花畑二-一五-三)に委託して実施した。

 それに基づき、今年度は都市計画決定へ向けた作業を実施。現在は事業区域の設定するため地権者などへの計画案の縦覧を進めている。

 今後は、十月に予定される県の都市計画地方審議会に諮り、続いて事業計画書をまとめて国の事業認可を取得する。その後、仮換地指定や街区確定測量、補償積算などを進める。

 これらの作業が順調に推移すれば、十三年度か十四年度に基盤工事などに着手する予定だ。



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