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JR中央線日野駅改良及び駅周辺地区整備計画策定調査、ラウム計画設計研究所へ委託

1999/08/27 東京建設新聞

 日野市はこのほど、JR中央線日野駅改良及び駅周辺地区整備計画策定調査をラウム計画設計研究所(千代田区03-3262-7325)へ委託した。納期は十二年三月二十一日。事業は東京都の生活都市構想に基づく生活心育成整備のモデル地区とするため、十二年度には調査結果を基に申請する。

 対象はJR日野駅とその周辺約一ha。計画は駅舎とその周辺整備を短期・中期・長期に分け策定。地域活性化を目的にまちづくりの一環として進める。

 具体的な施策は今後計画策定の中で煮詰めて行くが、エスカレーターやエレベーターの設置、また多摩都市モノレール甲州街道駅とのアクセス等についての整備指針を図ることになりそうだ。

 これまで市では日野駅改良のエスカレーター設置については、事業費を市とJRとで折半する内容で大筋で合意していたが、既存の階段に設置する際には幅の問題から適応が難しく、新たな専用設置場所の確保が必要との結果も出たことや、それにより事業費も大きく膨れあがることから今回の補助事業として進めることになったもの。



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