東大和市は都市計画道路3・5・20号東大和武蔵村山線の事業認可部分について、用地買収を進め早期整備を目指していく。
整備対象は、路線西端となる武蔵村山市との境界部~3・3・30号線交差部間(延長775m幅員12~16m)、芋窪三丁目1238番地~同六丁目1413番地。事業認可を9年12月に取得し、現在の事業期間は16年まで。市では、国の「地域戦略プラン」補助を11~15年度で受け、用地買収を西側から順次進めている。今年度は用地費7、343万円、土地開発公社からの買い戻し1、885万円ほかを予算計上。
市では今後、認可部分を数工区に分けて順次整備することを考えている。15年度までの完了が用地買収の状況により困難と見られるため。めどがついた部分から整備着手、事業期間を順次延伸しながら完了を目指す。今後、用地の状況を見ながら整備延長などの検討を進める方向。認可部分の総事業費は、概算で約37億円。基本設計は、大輝測量(府中市、電話042・574・2911)が担当。
3・5・20号線は、新青梅街道と旧青梅街道の間を並行に伸び、市を横断する総延長3、750m道路。今回の事業認可部分以外については、今のところ白紙の状態。