水戸市はこのほど、県住宅供給公社が同市藤井町と東茨城郡常北町にまたがる約135・2haを開発する十万原新住宅市街地開発事業で、宅地や道路、上下水道など公共施設の整備スケジュールを市議会に説明した。
それによると、宅地は①平成15年度までの第・期②21年度までの第・期③25年度までの第・期-の3期に大別して整備を進める。
また、都市計画道路など道路関係も3期(15年度まで、17年度まで、19年度まで)に分けて建設していく。
今年度は、開発主体の県住宅供給公社が今秋にも調整池などの造成工事を発注するほか、来年度からは上下水道や河川などの整備に取りかかる予定。
十万原開発事業は、県公社による住宅市街地整備と地元市町村による関連公共施設などの整備を一体的に行うもの。開発規模は全体で約135・2ha(うち水戸市は約127・6ha)。計画戸数は約1、700戸、計画人口は約5、100人。
各施設の整備スケジュールは次の通り。〔施設名(事業主体)=整備年度-の順〕
▼調整池、宅地造成、区画道路など(県住宅供給公社)=12年度~25年度
▼道路
◇十万原東西線(茨城県)=11年度~15年度
◇藤井橋十万原線(茨城県)=11年度~17年度
◇国道123号取付道路(茨城県)=11年度~15年度
◇十万原環状線(水戸市)=13年度~19年度
◇増井線(茨城県)=13年度~17年度
◇岩根藤井線アクセス(水戸市)=16年度~19年度
▼下水道(茨城県、水戸市、常北町)=13年度~25年度
▼上水道(県住宅供給公社、水戸市、常北町)=13年度~25年度
▼河川(茨城県)=13年度~17年度
▼公園・緑地
◇近隣公園(水戸市)=14年度~16年度
◇街区公園(水戸市)=14年度~25年度
◇緑地(県住宅供給公社)=13年度~25年度