日本道路公団浦和工事事務所は、東京外環自動車道三郷西高架橋構造検討業務をコンサルタンツ大地(広島市)に委託したほか、同三郷南IC管理施設新築基本設計をディック設計(渋谷区)に委託した。また、首都圏中央連絡自動車道諸施設概略検討業務を協和コンサルタンツ(渋谷区)に委託した。
東京外環自動車道は現在、三郷JCTから千葉方面への延伸工事を進めており、三郷南IC(仮称)間までを連続高架による整備が進められている。
三郷西高架橋は、浦和方面から千葉方面に向かうための路線で、本線から常磐自動車道と首都高速6号三郷線の分岐地点に設置。JCT中心部は、常磐、首都高下を通り、現在整備を進めているJCT以南の高架橋に入る。整備延長は約100m、幅員は22・8m。
今回の検討業務では、合成鋼管杭による基礎を採用した単柱タイプを基本に、橋梁構造を数案挙げて比較検討を行い、年度内に整備方針をまとめる。13年度は設計業務を予定しており、早ければ14年度にも着工の見通し。場所は三郷市上口2丁目地内。
管理施設新築基本設計は、三郷南ICのゲート関連と、料金収受員らの休憩施設を建設するための業務。
施設規模、構造は今後の設計で具体化され、工事は道路およびIC完成後の着工となる。
一方、首都圏中央連絡自動車道の諸施設概略検討は、鶴ケ島ICから久喜白岡JCT間で想定される各施設の配置計画案をまとめるもの。
配置施設は、サービスエリアやパーキングエリア
など。業務では施設内容などの概略をまとめ、事業許可申請に必要な資料とす
る。