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埼玉県秩父県土整備事務所

県道皆野両神荒川線バイパス計画、国道140号交差点設計など変更を橋梁コンサルタントに委託

2001/03/19 埼玉建設新聞

 県秩父土木事務所は、荒川村贄川地内で計画する県道皆野両神荒川線のバイパス計画で、国道140号との交差点設計見直し及び土工部分での勾配の見直しを橋梁コンサルタント(豊島区)に委託、着手した。バイパスと国道140号交差点は、現道から140号までの裏道として利用車両の多い村道が140号に接続する部分に計画され、村道切り回しが課題とされ、今回修正設計する。基本的には交差点付近でバイパスに接続するものと見られる。

 また土工部分の勾配に付いては7%で設計したが、国との協議で更に緩勾配にしていく方針が打ち出され、修正をかける。設計延長1、340m。

 同路線の現道は幅員が狭小で急峻、カーブが多く大型車の通行に適さない。特に140号接続部は鋭角に交差、双神トンネルも幅員が狭い状況。改築ルートは2本で、その1ルートは贄川字古池地内の農村センター付近から分岐して双神トンネル地先で現道タッチする延長約800m、その2ルートは荒川西小学校東側を通って140号に直角に接続する延長約800m。2か所に長大橋が計画され、その1、2ルート上の贄川支川に架かり、その1橋は、橋長229・5m、幅員10・75m(車道6m、両側歩道)、その2橋は橋長119m、幅員10・75m(同)を予定している。予備設計はその1橋を橋梁コンサルタント、その2橋をニュージェック(文京区)が担当した。



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