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群馬県前橋市

前橋市消防署東分署と刀水会館(旧前橋競輪選手宿舎)を解体

2001/08/17 群馬建設新聞

 群馬県前橋市天川大島町にある前橋市消防署東分署と緑が丘町に所在している刀水会館(旧前橋競輪選手宿舎)の解体工事を計画している同市総務部管財課は13年度、東分署を対象に実施する。解体に向け準備が整い次第設計、工事を順次発注し、年度内に作業を完了させるスケジュールだ。

 東分署は、天川大島町288-8地内にあり、解体されるのは、昭和42年2月に建設されたRC造2階建て、延べ床面積370・55㎡の車庫と57年3月に建設されたS造平屋建て、延べ床面積22・1㎡の自転車置き場のほか、61年3月竣工となったRC造平屋建て、延べ床面積10・7㎡の危険物置き場。12年度に朝日町に完成した広域消防本部でこの機能をカバーすることから、既存施設を解体する。

 一方、14年度の事業着手を予定している刀水会館は、全6棟で、共同宿舎(RC造3階建て、延べ床面積990・52㎡)、ボイラー室(ALC造平屋建て、延べ床面積16㎡)、機械室(コンクリートブロック造平屋建て、延べ床面積12㎡)、物置場(ALC造平屋建て、延べ床面積19・44㎡)、事務所(S造2階建て、延べ床面積260・35㎡)、車庫(ALC造平屋建て、延べ床面積13・52㎡)となっている。同施設に関しては、現在内部で解体について検討を進めており、設計、工事着手の時期などは流動的としている。なお、それぞれ解体後の敷地の活用方法については明らかにしていない。また、13年度の当初予算へ設計委託費270万円、工事請負費1億8、240万円を計上している。



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