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埼玉県川口市

アートパーク整備へ/サッポロビール跡地の1ha

2004/01/15 埼玉建設新聞

 川口市は、サッポロビール埼玉工場跡地(並木元町1-1ほか)約11・8ha内に、1haの「アートパーク(仮称)」を整備する方針。

 サッポロホールディングス(株)(本社・渋谷区、岩間辰志社長)が整備する「川口サッポロビアスクエア(仮称)」開業が17年度を予定しているため、全庁的な検討を急ぎ、早急に事業化していくことになるが、16年度当初予算には関連経費は計上されないもよう。同年度の補正予算が注目される。

 1haのうち、5、000㎡に関してはサッポロ側から寄附されることになっており、残り5、000㎡を同市が購入して整備することになる。

 また公園敷地内の約200㎡には、サッポロ側が「市民アートギャラリー(仮称)」を建設、同市に寄附することになっている。

 跡地開発のコーディネート業務を担当している都市基盤整備公団埼玉地域支社では、市民による文化芸術活動の支援、発表、交流などの場を設け、文化芸術の拠点創出を提案。

 「川口サッポロビアスクエア(仮称)」は、住宅、商業施設、ビヤレストラン、フィットネスクラブなどを建設。まち歩きが楽しい都市空間の実現を目指しており、岡村幸四郎市長は「本市としても出来うる限りの支援を行うこととしているが、都市基盤整備公団は事業全体の調整をしっかりと行って頂きたい」と話している。



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