県土地開発公社の16年度事業計画がまとまった。全体の用地取得計画は合計59・4ha(15年度比19・8%減)、計画額は211億300万円(45・0%減)となった。主な事業では、一般公共取得事業として国道・県道・河川など合計58・8haを取得する(予算額90億円)。また、つくばエクスプレス沿線つくば地区開発事業に係る土地の造成工事および未取得用地の取得(0・6ha)に121億円を計上した。
なお、16年度予算の資本的支出の工事費の計上はない。
一方、処分計画は、合計43万4000㎡、70億1900万円となっている。
16年度の主な計画は次のとおり。
【用地取得計画】
◆公有用地
<1>国道用地=3000㎡、1億1500万円
<2>県道用地=5万7000㎡、9億5000万円
<3>河川用地=4万9000㎡、4億5000万円
<4>街路用地=1万2000㎡、17億3000万円
<5>大規模公園用地=なし
<6>百里飛行場関連事業=5000㎡、4000万円
<7>代替地取得事業=1万㎡、2億円
◆代行用地
<1>やさしさのまち「桜の郷」事業=1万3000㎡、2億5800万円
<2>阿見吉原土地区画整理事業=700万円
◆あっせん等事業
<1>北関東自動車道用地取得事業=4万4000㎡、3億2200万円
<2>東関東自動車道用地取得事業=3万9500㎡、48億円
<3>百里飛行場共用化用地取得事業=1億3000万円
◆開発事業用地取得事業
<1>つくばエクスプレス沿線つくば地区開発事業=6000㎡、121億100万円
【用地処分計画】
◆公有用地
<1>国道用地=1万3000㎡、2億6400万円
<2>県道用地=16万2000㎡、23億8300万円
<3>河川用地=2万9000㎡、1億9500万円
<4>街路用地=1万3000㎡、14億4800万円
<5>代替地取得=4000㎡、6億8500万円
◆代行用地
<1>利根川(菅生調節池)事業=7000㎡、5300万円
<2>利根川(稲戸井調整池)事業=14万8000㎡、6億5000万円
<3>首都圏中央連絡自動車道事業=3万2000㎡、8億3100万円
<4>やさしさのまち「桜の郷」事業=1万9000㎡、3億2800万円
◆つくばエクスプレス関連用地取得事業・代替地取得=7000㎡、1億8200万円