都市基盤整備公団埼玉地域支社は、越谷レイクタウン特定土地区画整理事業地内の公団保有地賃借人に、イオン(株)を選定、301・302街区の公団用地17万6420・46㎡および駅前の459街区の一部1万8691㎡について契約を締結した。また、459街区の一般地権者106人の用地合わせて6万4928・06㎡は、27日から個別契約を開始、月内には完了する見通しだ。詳細な施設計画については今後、検討に入るとしているが、ショッピングセンターとしては大規模なものになりそうだ。
開発区域は、同土地区画整理事業区域に新設するJR武蔵野線新駅北側の459街区と区画整理事業地区東側の301および302街区。両街区とも広大な敷地のため、事業は段階的に整備を進めていく方針。先行整備されるのは、駅前は地区からとなるもよう。
イオン側はこれまでに、具体的な施設計画を公表していないが、11年12月のレイクタウン事業認可取得後に行った駅前商業予定地の地権者に対する出店計画概要によると、ジャスコをキーテナントに、専門店などで構成するショッピングモールを想定。総延べ床面積は約4万㎡としている。
現段階では、施設計画を練り直し、集客力とにぎわいのあるまちづくりに貢献する方針で、シネマコンプレックスの誘致も構想されているようだ。