県労働商工部は17日、「養鶏試験場跡地活用事業競技」で、事業開発予定者に(株)ベイシア(群馬県伊勢崎市)を選定した。
整備場所は日高市の5・8ha。20年間の定期借地権貸し付け方式で、商業施設を誘致することで事業提案コンペを行った。
ベイシアの計画では、建築面積2万5381㎡、店舗面積1万7354㎡、他に1305㎡の飲食施設。施設構成はスーパーセンター、地元専門店、大型専門店など。
選定理由は、公園設置や住民活動支援、地場商品販売の強化や地元商業者の優先的入居といつた地域産業振興への配慮を高く評価したもの。賃料の提案金額は年間8092万9876円。
今後の予定はベイシアが開発許可、大店法などの開発許可関連をおよそ1年間かけて取得する。17年10月ごろに賃貸借の正式締結、その後本体工事着工、18年4月に商業施設をオープンさせる。応募者は合計3者だった。