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埼玉県さいたま市

三橋中央通線/4か年で17億8000万円

2004/09/22 埼玉建設新聞

 さいたま市建設局が事業を推進している三橋中央通線と、南大通り東線の1部区間で事業認可を取得した。三橋中央通線は19年度までの4年間で、延長754mにわたって電線共同溝と街路築造工事までを手掛ける。19年度までの4年間で用地など合わせて17億7800万円を投入して整備する。また、南大通り東線は17年度までの事業期間で電線共同溝を布設、総事業費は1億2600万円を設定。今年度は両線とも第3四半期に1部区間の共同溝を指名競争入札で発注する予定。

 三橋中央通線は、大宮駅西口から大谷場高木線までが都市計画決定区間。今回、事業認可を受けたのは、大宮区桜木町4丁目地内から、上小町611地内の荒川左岸道路まで。

 道路構造は、延長754m。幅員30m。中央分離帯2mを確保し、6m歩道のうち、植樹帯を1・5mずつ設ける。

 工事はまず、荒川左岸道路側の上小町地内から389mの電線共同溝を発注。17年度は整備完了部分から街路築造工事を手掛けるとともに、残る共同溝を整備、追いかけるように道路整備を進める。

 電線共同溝工事内訳および資金資金計画は、土工1830万円、特殊部設置工(47か所)、5975万円、分岐桝設置工880万円、管路布設工1億3110万円で、総額2億1795万円。

 道路改良事業総額は2億1644万円。内訳は、土工597万円、舗装工1億2890万円、排水工2960万円、付帯工5197万円。

 整備規模は、車道の路盤および舗装が1万4508㎡、歩道路盤・舗装は5400㎡、出入り口路盤・舗装2400㎡。ほか、安全施設、緑化工、排水一式。

 資金計画は、今年度1億1750万円、17年度2億450万円、18年度2億3500万円、最終の19年度は1億660万円。

 このほか、ルート上の鴻沼川に仮設されている西大橋にボックスカルバートを布設する。1部県で整備しており、拡幅部分での設置となる。

 ボックス部の事業計画費は、土工210万円、躯体工934万円、仮設工910万円。

 一方、南大通り南線は、整備が進む1、2工区に挟まれた大宮区吉敷町1丁目地内から高鼻町4丁目付近までの延長203・2m、幅員22m。JR吉敷ガード先から、氷川参道まで。車道16m、中央分離帯2・5m、歩道は3m。

 道路はほぼ整備されており、同線下に布設する下水て同合流管の人孔設置などを待って、工事に着手する。

 電線共同溝延長は195m。11月ごろ発注し、17年度には149m区間の歩道オーバーレイなど、街路築造工事を行う。

 電線共同溝の資金計画は、土工1200万円、仮設工200万円、特殊部設置工(9か所)2300万円、管路材設置工2500万円、分岐桝設置工700万円、付帯工は800万円。その他現場、一般管理費など、

 支出額は今年度1億1600万円。17年度の街路築造費に1000万円を設定している。



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