県警察本部は19日、「警察本部留置場新築工事設計業務」で都内大手9者、県内大手4者の設計事務所を指名した(指名業者は本日付入札面参照)。入札日は22日。事前に公表されている設計金額は1918万350円。
建設地はさいたま市中央区上峰3-4-1地内。浦和西警察署の敷地の一角に建設する。施設はRC造4階建て、内包施設は男性専用の4人部屋が16室、その他取調室などを設置する。
9月補正予算で5351万円を盛り込み、設計委託費など2038万円余、一部の工事費3301万円余となっている。
工事は16・17年度の2か年継続。総事業費は6億5278万3000円。
県警広報室によれば16年6月現在、14万8277人が被留置者で15年度と比較し2万3736人も増加し、大宮東警察署と設計中の蕨警察署改築後も慢性的な留置場不足が改善されないことから専用留置場を建設することとなった。